Cream / Disraeli Gears (1967) 新譜LP

5354843

3,980円(税込)

在庫状況 SOLD OUT

Label|Poludor / Producer|Flex Pappalardi / Art Direction|Martin Sharp / Nationarity|UK / Running Time|33:30

HEAVYWEIGHT 180g リマスター盤 輸入盤

【SIDE A】
01 Strange Brew (2:46)
02 Sunshine of Your Love (4:10)
03 World of Pain (3:03)
04 Dance the Night Away (3:34)
05 Blue Condition (3:29)

【SIDE B】
06 Tales of Brave Ulysses (2:46)
07 SWLABR (2:32)
08 We're Going Wrong (3:26)
09 Outside Woman Blues (2:24)
10 I'Take It Back (3:05)
11 Mother's Lament (1:47)

「学術的ロックにして強面のポップ、3人3色の世界、核はジャック・ブルース」
『ビートルズから始まるロック名盤』 中山康樹 (2013年) 廣済堂新書 :引用


Cream(クリーム) イギリスのロックバンド、
ジャック・ブルース(ベース、ボーカル、ハーモニカ)・エリック・クラプトン(ギター、ボーカル)・ジンジャー・ベイカー(ドラム)

ブルースとハードロック、サイケデリックロックを融合させたサウンド、後続のミュージシャンに多大な影響を与えた。わずか2年半の活動で世界を席巻し、1968年に解散する。クリームの2枚目のアルバム。1967年11月にリリースされ、イギリスのアルバムチャートで最高5位を記録した。1999年に本作はグラミー殿堂賞を受賞し,2008年にはクラシック・ロック・アワーズを受賞した。

デビューアルバムである1966年発表の『フレッシュ・クリーム』は実験主義であったが、このアルバムはその最新版である。1967年は音楽業界をサイケ調の策略に巻き込むという手法でそれは行われた。熱烈なほどに新しく洗練されたギターのワウペダルとそれによる歪み。ジャズブルースロックのトリオであるクリームはこの『カラフルクリーム』で音楽的な絶頂期を迎えた。目もくらむほどのスキルを持ったギタリストのエリック・クラプトン、ベーシスト兼ボーカリストのジャック・ブルース、ドラマーのピーター・ジンジャー・ベーカーのために、彼らは最初の超越的なグループと呼ばれた。彼らはこのアルバムで、ジャズやフュージョンを含む多くの未来の音楽的なジャンルへの扉を開いた。

 このアルバムの偶像的な派手なコラージュのジャケットは、それが含んでいたアバンギャルドな音楽の集中砲火を受けた上での完璧な付属品として機能した。ブルースのバンシーようなボーカルがクラプトンのぴくぴく動めくギターの上に重なり(それはほとんど空気のような雰囲気のパターンを持ったファンク・ギターのようだが)、すばらしくスカスカな『おかしな醸造』で始まる。このアルバムは進むにつれ、どんどんよくなっていく。

クリームの最も有名な楽曲である『白い部屋』に続く『あなたの愛の輝き』は、クラプトンの唯一のシリアスなライバルであるジミ・ヘンドリックスを、オンステージのギターの嵐へと変えるインスピレーションだった。『母の嘆き』はミュージシャンの影響への直接的なうなづきである一方、『勇敢なユリシーズの物語』はクラプトンのひき裂くような、ブルース音楽を思わせるギターで満ち満ちた、炎のような詩である。

このアルバムは、主に(元来『The Cream』として知られていたが)Creamが不朽の名声を生み出したライブアクトであった。そして、それにはすばらしい理由があった。それは、ステージ上で、彼らはロバート・ジョンソンとチャーリー・パーカーによって所有されたように演奏していたことであった。『カラフルクリーム』は、他のアルバムももちろん強いのだが、彼らのレコードの中で最高であり続けている。このアルバムは未だ、あのユニークな時代の重大なスナップショットである。









CREAM ロックTシャツ

レビューはありません。




カテゴリーから探す