Elvis Costello/ My Aim Is True (1977) 新譜LPレコード

costello77

3,800円(税込)

在庫状況 SOLD OUT

ロックの名盤:Elvis Costello/ My Aim Is True マイ・エイム・イズ・トゥルー(1977)


Label|Stiff / Producer|nick lowe / Art Direction|Uncredited / Nationarity|UK / Running Time|32:57

【SIDE A】
A1 Welcome To The Working Week 1:20
A2 Miracle Man 2:40
A3 No Dancing 2:30
A4 Blame It On Cain 2:00
A5 Alison 2:00
A6 Sneaky Feelings 2:30

【SIDE B】
B1 (The Angels Wanna Wear My) Red Shoes 2:30
B2 Less Than Zero 1:30
B3 Mystery Dance 2:00
B4 Pay It Back 2:00
B5 I'm Not Angry 2:30
B6 Waiting For The End Of The World

"I just am rock'n roll...."   Elivis Costello, 2004

My Aim Is True 「マイ・エイム・イズ・トゥルー(1977)」

アルバム「My Aim Is True」は、アトラクションズが招集される前、コステロ自身が電話ボックスと称するロンドン北部の8トラックデモスタジオで、24時間(4時間×6回)のセッションを重ね、録音された。これはまた、彼の代表的(傑作)なデビュー作であり、曲作りの礎?基礎になっていることを多く物語っている。


「レッドシューズ」は、後のドゥービーブラザーズのメンバーとなるジョン・マクフィーによる、バーズのような短いフレーズのギター演奏で、明らかにシングル向けだった。この曲の後には、イギリス人のファシスト指導者オズワルド・モズレーに影響を受けた「レス・ザン・ゼロ」が選曲されており、他とは全く異なるバラードの名作「アリソン」には、アルバムタイトル由来となる歌詞が歌われている。また「ウォッチング・ザ・ディテクティブ」は1977年末にシングルチャートに入った。これは後にルーモアのメンバーと共に録音され、アルバム改訂版にのみ収録されている。


アルバム中、「ブレイム・イット・オン・ケイン」と「ミステリー・ダンス」ははっきりと、満たされない欲望を、溢れ出る感情として表現している一方、「ノー・ダンシング」は、ダンス=セックスの暗喩だともいわれる、もうひとつの作品であった。コステロが国中をついてまわったプロデューサーのニック・ロウは、当時ブリンズニー・シュウォーツのフロントマンだったが、単なるデモ曲を集めただけのアルバムを、完璧なレコードに仕上げるため、スタジオでのワーク(妖精の粉付け)を重ねた。しかし、ジェリー・リー・ルイスの(バイブをもった)「ミステリー・ダンス」は、間違いなくアトラクションズに演奏されることで新しく活き活きとした側面をつけ加えられたことだろう。


コステロの「アリソン」は、誰にもカバーされることはなかったが、それは全英14位を記録したこのアルバムが、今日までその異質さを保っている所以である。エルビスの他のスタンダード(作品群)をもってしても、これほどのパンクロックと質の高い曲作りとの絶妙なコンビネーションは他にない。まさにロックの名盤だ。



60年代の名盤  70年代の名盤   80年代の名盤






イメージはありません。

レビューはありません。




カテゴリーから探す