RAMONES/ RAMONES (1976) 新譜LPレコード

ramones76

3,800円(税込)

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ロックの名盤:RAMONES/ RAMONES ラモーンズの激情 (1976)


Label|Sire / Producer|Tommy Erdelyi, Craig Leon / Art Direction|Greg Allen, Sevie Bates / Nationarity|USA / Running Time|29:04

【SIDE A】
A1 Blitzkrieg Bop 2:12
A2 Beat On The Brat 2:30
A3 Judy Is A Punk 1:30
A4 I Wanna Be Your Boyfriend 2:24
A5 Chain Saw 1:55
A6 Now I Wanna Sniff Some Glue 1:34
A7 I Don't Wanna Go Down To The Basement 2:35

【SIDE B】
B1 Loudmouth 2:14
B2 Havana Affair 2:00
B3 Listen To My Heart 1:56
B4 53rd & 3rd 2:19
B5 Let's Dance 1:51
B6 I Don't Wanna Walk Around With You 1:43
B7 Today Your Love, Tomorrow The World



RAMONES 「ラモーンズの激情(1976)」

シンプルなモノクロのレコードジャケットから速射砲のような音の連続まで、ラモーンズのデビューアルバムは究極のパンク表現だ。
ほんの6,000ドルの経費で2日間にわたり録音され、ロックバンド、ラモーンズの、その原点といえる。 アルバムには、ギターソロや長たらしい幻想的で叙情的な楽曲はなく、(レッド・)ツェッペリンがもたらしたハードロック全盛期の中で、(それに対抗すべく)革命的なアルバム発表となった。

ジョニー・ラモーンの怒りにみちた4コードギター(サウンド)とトミー・ラモーンの激しいサーフドラムで構成され、全てのトラック(収録曲)は3分以内に収まっている。楽曲は短くて鋭角的であるが、その一方で50年代のドライブスルーミュージックやガールズポップグループへの傾倒が、彼らのメロディーに親しみやすさをも与えている。アルバムの歌詞はとてもシンプルで、10代の若者の煮えたぎった性的欲望や願望を表現している。

ジョーイ・ラモーンは、各楽曲の中で自らの欲するものや(収録曲I want to be your boyfriend. 収録曲Now I wanna sniff some glue.)、欲しないもの(収録曲 I don’t wanna walk around with you.)を歌い上げている。 ただ収録曲(53rd and 3rd )だけは、ディーディーの少年時代、男娼としての経験に基づく暗い内容になっており、そのより意味深く、思いが込められた歌詞から察しがつく。

このアルバムの発売は、少数の音楽ジャーナリストたちの間で賞賛されたものの(アメリカ唯一のロック雑誌Creemは、もし彼らの後継者がラモーンズの3分の1にも匹敵すれば、生涯生活に困ることはないだろう、と断言した。)、アメリカのトップ100にもイギリスのトップ40にも入らなかった。しかし、そのアルバムを買った子供たちの誰も、その誇張された最小限のメロディー表現に夢中になった。

セックスピストルズ、クラッシュ、そしてバズコックス、全てのバンドが、古くさくて自己嫌悪に満ちたロック表現の中で、ラモーンズのスタイルである、4コードを用いて、自らのフラストレーションを表現している。ラモーンズほど、シンプルで革命的な音楽は他にない。

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