The Who / My Generation (1965) 新譜LP レコード

3715603

3,980円(税込)

在庫状況 SOLD OUT

Label|Brunwick / Producer|Shel Talmy / Art Direction|Uncredited / Nationarity|UK / Running Time|36:13

HEAVYWEIGHT 180g 輸入盤 リマスター盤

【SIDE A】
01 Out In The Street (2:32)
02 I Don't Mind (2:33)
03 The Good's Gone (4:00)
04 La-La-La-Lies (2:18)
05 Much Too Much (2:45)
06 My Generation (3:21)

【SIDE B】
01 The Kids Are Alright (3:10)
02 Please, Please, Please (2:46)
03 It's Not True (2:34)
04 I'm A Man (3:23)
05 A Legal Matter (2:54)
06 The Ox (3:57)


「怖さすら感じたスリリングな60年代パンク・ロック」
表現の仕方は70年代のパンクどもとは違うものの、同じように欲求不満で爆発寸前までたまったエネルギーによる緊張感は、むしろこっちのほうが上だと思う。 振り返ってみると、ザ・フーがあの当時のパンクだったことがよくわかる。
『ぼくが愛するロック名盤240』 ピーター・バラカン (1998年) 講談社 :引用

"We won't let our music stand in the way of our visual act." Peter Townshend, 1967

The Whoのファーストアルバムは、近年ではロンドンのカーナビ―ストリートらしからぬ精神を呼び起こし、このアルバムこそがモッズサウンドとなった。My Generationは、若いバンドの命知らずのサウンドだ。そのサウンドは、残念ながら古い産業形態によって利用され、彼らのアイデンティティを混乱させた。そして、唯一の1つの確かなことは、彼らのものすごいエネルギーと、それをオーディエンスレベルの曲に向ける才能だ。

ザ・フーの最初のマネージャー、ピート・ミ―デン(Pete Meaden)は、ザ・フーをザ・ハイ・ナンバーズに改名した。ザ・ハイ・ナンバーズ名義でのデビューシングル、“I’m The Face”を書いた。モッズシーンの中に彼らを同類に入れることを目的にしていた。そのシングルはヒットせず、ピート・ミ―デンは解任された。

バンド名はザ・フーに戻り、ダルトリー(Daltrey)、タウンゼント(Townshend)、エントウィッスル(Entwistle)、ムーン(Moon)は、彼らのファーストアルバムは注目を集める必要があると分かった。イギリスのロックバンド、Kinksを手掛けたプロデューサーシェル・タルミ―(Shel Talmy)による、確実な制作サービスを手に、バンドはクオリティーの高い曲をレコーディングした。

やはり注目すべき曲は、”My Generation”で、この曲の中の“Hope I die before I get old”(年を取る前に死ぬのが望みだ)は当時のイギリスの若者、特に労働者階級の不満を代弁するものとして、過度に引用される。

その他の曲に、豪華なボーカルハーモニーとうねるギターリフの”I don’t mind”、ほとんど、ある世代のアンセムとなっている”The Kids Are Alright” がある。ザ・フーはその後のアルバムで、もっと洗練された獣に進化したかもしれないが、“My Generation”の生感(未加工感)は、それの道しるべを作っている。



ザ・フー(The Who)は、イギリスのロックバンド。ビートルズ、ローリング・ストーンズと並び、イギリスの3大ロックバンドの一つに数えられる。デビュー当初はスモール・フェイセスと並びモッズ・カルチャーを代表するバンドと評された。

ファーストアルバム「My Generation」は全英2位のヒットになり、現在も高い評価を受けるアルバム。
1969年のウッドストック フェスティバルにも参加。



The Who | My Generation





レビューはありません。




カテゴリーから探す